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中小企業の融資活用ガイド
中小企業の融資活用ガイド
中小企業向け融資とは?
■中小企業の資金需要
●設備・雇用への投資需要が高まる
景気回復に伴う企業収益の改善に伴い、中小企業の動きも前向きなものに変わろうとしています。
2001年以降、資本ストック調整の中にあった設備投資は、2002年前半に景気が底入れをするとともに減少局面から脱し増加に転じています。稼働率の上昇や企業収益の改善など、それを支えていく要因は整っていると言えるでしょう。
また、失業率が高水準で推移するなど厳しい状況が続いていた雇用数についても、2002年末からは増加が見られるようになっています。
中小企業の資金需要は、単に不安定な資金繰りをカバーするためだけではなく、設備や雇用への前向きな投資にも向けられているのです。
●中小企業の資金用途
では、企業の資金使途にはどのようなものがあるのでしょうか。主に次の4つがあります。
- 運転資金…仕入代金や諸経費の支払資金など、日常の営業活動で必要になる資金。運転資金には、先行する仕入れの支払いと売り上げの入金までの時間差を埋めるためと、通常の在庫品を揃えておくための資金に分かれます。企業が清算するまで回収できない種類の資金ですので、運転資金は返済不要な自己資本で賄うか、少なくとも長期借入金による調達を行うべきです。
- 設備投資…文字通り設備のための資金ですが、以下の設備のどれに該当するのかを明確にしておくべきです。
(1)既存設備の老朽化などによる更新
(2)生産力増強のための設備強化
(3)合理化または新分野に参入するための新たな設備
- 季節資金…業種によっては季節によって売り上げと仕入れが大きく変動するため、一時的な仕入資金の増加などに対応するための資金です。3ヶ月と6ヶ月程度の期間が普通です。
- 賞与資金…従業員賞与の支払資金です。年2回の賞与であれば、6ヶ月以内の短期融資となります。
