銀行融資、無担保融資、ビジネスローン比較
中小企業の融資活用ガイド
中小企業の融資活用ガイド
融資に必要なもの
■借入申込書
●自社の状況や要望を知らせるためのもの
運転資金や季節資金のような1年以内の短期の借り入れは、資金繰り表と運転資金の発生する理由を記載した「借入申込書」が大きなポイントになります。
借入申込書を作成している企業はまだまだ少ないのですが、この書類の作成は、借り入れの内容を銀行に正確に伝えるという目的があるのです。借り入れの申し込みを行う場合は通常、最新の決算書を提出し、融資金額や期間、資金使途について口頭で説明を行います。しかし、口頭では自社の状況や要望が、銀行側に伝わっていない可能性もあります。そこで、借入申込書を作成して融資担当者に渡しておくことが重要になってくるのです。
●書くべき3つのポイント
借入申込書に書くべきことは、「融資条件」「資金使途」「業績見通し」の3点です。
希望の融資条件が認められるかどうかはともかく、融資を受ける際の希望は明確に伝える必要があります。希望をきちんと伝えておかないと、金利などの条件も銀行側の言いなりになりがちですし、結論をズルズル先延ばしされたりすることもあります。希望を明確に文書にして伝えることが、銀行に対する牽制になります。
資金使途については、単に「運転資金」や「季節資金」という書き方ではなく、例えば運転資金が必要であれば、支払条件や回収条件、売上目標を明確にした上で運転資金がいくら必要なのか、について簡潔かつ具体的に示す必要があります。
業績見通しは口頭で必ず聞かれることですので、積極的に伝えましょう。口頭だけでなく、文書にしておくと銀行もイメージしやすく、好印象を持ってくれるはずです。また、銀行は企業が思っているほど、その企業や業界について精通していません。借入申込書には、そうした業界全体の動きや業界における自社の位置づけや優位性を説明しておくことも絶好のアピールになります。
