銀行融資、無担保融資、ビジネスローン比較
中小企業の融資活用ガイド
中小企業の融資活用ガイド
融資に必要なもの
■試算表
●決算後6ヶ月経過している場合には必要
試算表は月単位の企業の活動状況を集計したものです。会計年度が始まった時に融資を申し込む場合には、前期の決算書があれば企業の財務状況を確認できますが、決算後6ヶ月を過ぎた時点で融資を申し込む場合には、それだけでは不十分です。前期の決算書と併せて、今期の試算表を提出することになります。
試算表は会計事務所に依頼すれば作ってもらえますが、いきなり依頼してもすぐに出てくるわけではありません。日頃から月単位で会計事務所にデータを提供していないと、いざという時に支障をきたします。
●試算表をチェックする際のポイント
また、月々試算表から問題点を把握し、財務内容の改善を図ることができます。試算表をチェックする際のポイントは、以下の通りです。
- 予算を立てる…厳しい経営環境では、予算を立て、それに沿って計画的に経営することが大事です。
- 利益が出ているかどうかを見る…利益がなければ資金不足につながるため、当月は利益が出ているかどうかをチェックします。累計ではどうか、前年に比べてどうか、予算と比べてはどうかを見ていきます。赤字の場合は売り上げが不足しているのか、費用は増えていないのかをチェックし原因分析を行います。
- 売り上げはどうかを見る…利益と同様に、当月及び累計でどうだったか。前年に比較して、また予算と比較してどうだったかをチェックします。そして商品ごと・部門ごと・店舗ごと等の売り上げが分かるなら、それぞれチェックします。
- 粗利益率や生産性をチェックする…特に小売業や卸売業では、粗利益率を必ずチェックします。例えば、通常3割の粗利があるのに、それが2割に低下している場合、売り上げの計上漏れや過剰仕入れ、値引販売、在庫の問題などが考えられます。また、製造業では生産性をチェックしなければなりません。例えば「1人当り売上高」や「1人当り加工高」などのチェックが大切です。
- バランスシートで現・預金残高・増減をチェックする…例えば現金預金の残高と増減をチェックした時、現金預金が減り続けているようであれば、資金の流出が考えられ深刻な問題です。その他に受取手形や売掛金の増減、買掛金や支払手形の増減も確認すると同時に、売掛と買掛のバランス、受取手形と支払手形のバランスもチェックします。売掛や受取手形が少なく買掛や支払手形が多いと、債務超過になる恐れがあります。
